【002】 えびもち
冠婚葬祭はもちろん、お盆や正月などの年中行事では、必ず餅料理を神仏に供えて、そのお下がりを食べるのがご馳走でした。
多い地域では、年間に70日も餅を食べる日があったそうです。今でも、一家に一台は餅つき機があるほど。
たくさんの種類がある餅料理のなかで、沼エビを使った「えび餅」は定番の餅料理。沼で採った沼エビを醤油と酒で調味し、餅とからめます。
エビは火を通すと赤くなり、餅にからめると紅白で見た目にも美しいので、お正月やお客様が来たときのご馳走として作られてきました。
沼エビの姿そのままに餅にからめているので、初めて見た人にはなかなか強烈なインパクトを与えるそうです。
沼エビは、餅料理の以外にも、おひたしにかけたり、大根おろしと一緒に食べます。
立派なお髭が口の中に刺ささることがあるので、どうぞご注意を。
ファイルのダウンロード
ファイル名 |
・データ名/normal002.pdf ・サイズ/約2,007KB
|
---|
※掲示、Web投稿等にどうぞ利用ください。
(掲載日:2015年4月4日、一部改訂:2019年11月15日)
【問い合わせ先・申込先】
一般社団法人くりはらツーリズムネットワーク
○電話番号:090-4889-5310
○電子メール:
kurihara.tn@gmail.com
○所在地:〒989-5504 宮城県栗原市若柳字上畑岡敷味45番地