【001】 ほんにょ
9月から10月までの稲刈りシーズンに登場する栗原の秋の風物詩「ほんにょ」。
刈り取った稲穂を「ニオ」にする「穂」の「ニオ」です。
地域や人によって発音は様々で、「ほにょ」、「ぼんにょ」、「ぼにょ」などと言います。
こちらの「ほんにょ」は、栗原市一迫の田んぼで撮影したものです。背景には栗駒山が見えます。
「ほんにょ」は、バインダーなどで刈り取った稲穂を外側に向けて稲杭に架けて、天日で乾燥させる作業方法の名称であり、その結果の呼称です。全国的には、「棒干し」といいます。
10日間から2週間ほど乾燥させた後、「とっけす」といって、根本を外側にして架けなおし、さらに天日で乾燥させます。
稲穂が架けられていない稲杭は、「とっけす」用にあらかじめ打たれているものです。
ちなみに、稲穂の向きを交互にして架けたものは、らせん状になることから「ねじりほんにょ(ぼんにょ)」といわれています。
ファイルのダウンロード
ファイル名 |
・データ名/normal001.pdf ・サイズ/約1,434KB
|
---|
※掲示、Web投稿等にどうぞ利用ください。
(掲載日:2015年4月4日、一部改訂2019年11月15日)
【問い合わせ先・申込先】
一般社団法人くりはらツーリズムネットワーク
○電話番号:090-4889-5310
○電子メール:
kurihara.tn@gmail.com
○所在地:〒989-5504 宮城県栗原市若柳字上畑岡敷味45番地