「挽きたて」、「打ちたて」、「茹でたて」の三たて蕎麦

農場蕎麦 坊の蔵の本業は農家です。
そば栽培から石臼での製粉を一環しておこなっています。
店内は、自宅に隣接した牛舎だった建物を改造して作りました。歴史を感じる大きな梁など、木のぬくもりが感じられる、どこか懐かしい落ち着く空間です。

山間の暮らしを支えたそば

栗原市花山地区（旧栗原郡花山村）は、昼夜の寒暖差が激しい山間の地域。
この地域では昔からそばが栽培され、米が不作の時は代替食として重宝されていました。
どこの家にも煙の届くいろりのけたなどに、「ガス（飢餓）囲い」としてそばが俵で吊るされ、保存されていたといいます。